千葉県での飼料用卜ゥモロコシ二期作栽培一期作目は単播より1力月早くまき、二期作目は8月上旬までに耐倒伏品種を

摘要

関東地方での飼料用トウモロコシの 二期作栽培については、農研機構畜産草 地研究所を中心に基礎研究が行われ、南 関東では気候的にトウモロコシの二期作 栽培が可能との成果が発表されました。 それと前後して千葉県でも品種や播種-収穫時期など、二期作栽培の実証面に重 点を置いた試験を開始しました。本県の 生産現場ではトウモロコシの単播栽培と、省力的に2回収穫できるトウモロコ シ,ソルガム混播栽培が普及しています が、ソルガムは除草剤の適用が少なく嗜 好（しこう）性がトウモロコシにやや劣る として、トウモロコシの二期作にチヤレン ジする中核農家が増えてきました。当セ ンターで実施した試験で見えてきた本県 での二期作栽培のポイントを紹介します。