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植物種子チアミン結合タンパク質に関する研究

机译:植物种子硫胺素结合蛋白的研究

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摘要

多くの植物の種子には,チアミンと特異的に結合するチアミン結合タンパク質が存在することが知られている。 微生物や動物組織に存在するチアミン結合タンパク質は遊離型チアミン,リン酸エステル型チアミンのいずれとも結合し,チアミンの輸送や代謝に関与すると考えられている。 これに対し,植物の種子に存在するチアミン結合タンパク質は遊離型チアミンとのみ特異的に結合し,種子中でのチアミンの保持という役割を担っていると考えられる。 また,植物種子チアミン結合タンパク質はその蓄積が種子部にのみ特異的に認められる貯蔵タンパク質であり,発芽時に分解され発芽に必要な窒素の供給源ともなっている。 このように,植物種子チアミン結合タンパク質には発芽時の窒素供給源という役割と,発芽に必要なチアミンの保持という役割の二つがある。 このチアミン結合タンパク質のように,種子貯蔵タンパク質に窒素供給源以外の機能が見いだされたのは初めてのことである。 したがって,このようなチアミン結合タンパク質の解析を進め,貯蔵タンパク質のもつ新しい機能性が明らかなものとなれば,食糧資源としての種子の質的改善をよりいっそうはかれるものと期得できる。
机译:已知许多植物的种子具有与硫胺素特异性结合的硫胺素结合蛋白。人们认为,存在于微生物和动物组织中的硫胺素结合蛋白既可以与游离型硫胺素结合,也可以与磷酸盐型硫胺素结合,并参与硫胺素的运输和代谢。另一方面,认为存在于植物种子中的硫胺素结合蛋白仅与游离硫胺素特异性结合,并在将硫胺素保留在种子中发挥作用。另外,植物种子硫胺素结合蛋白是仅在种子部分特别观察到蓄积的存储蛋白,其在发芽时分解,并且也是发芽所需的氮源。因此,植物种子硫胺素结合蛋白具有两个作用:发芽过程中的氮供应源和发芽所需的硫胺素的保留。种子贮藏蛋白第一次具有除氮源以外的功能,例如硫胺素结合蛋白。因此,如果进行这种硫胺素结合蛋白的分析,并且澄清所存储蛋白的新功能,则可以预期,可以进一步提高作为食物资源的种子的质量。

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