第15回組織的な発明の創出

摘要

前回は、ジェ一ムスヤング著「アイデアのつくり方」をベースにした発明のつくり方に迫 つた。発明を着想するための手解きができたと思 う。発明は発明者、すなわち、自然人によってな されるものである。会社などの法人が発明者とは なり得ない。しかし、法人であっても、発明者が 発明をし易いような環境を整えるのは可能であ る。そこで今回は、組織的に発明の創出を展開す るための手順について解説する。特許などの知的財産を経営に活かした知的財産 経営をしたい。し力3し、発明は自然人によってな されるものである。知的財産経営をしたくとも、社員任せになるのではないか。このように考える経営者の方は多いのではないだろうカ。実際にこのことはデータとして表れている。