中国の銅需要の主要要素

摘要

まず始めに、本日は私がBGRIMMの代表としてだけでなく、BGRIMMとSimon Hunt Strategic Servicesの間の共同チームであるCCISをも代表していることを申し上げておきたいと思います。 過去約4年間我々は、鉱山から冶金工程を経て加工に至るまでの、更にそこからセミ製品に、そして最終的にエンドユースに至るまでの銅の完全な流れについての、我々自身のオリジナル·データベースの構築に共同して携わって来ました。 このデータベースは、訪問と討議によって常にその内容を更新されております。 それ故我々の数字は、時として公式データと相違していることがあり得ます。 これが、私がこれから述べる意見がCCISチーム独自のものである理由であります。 今や中国が主要銅消費国の一つであることに疑問の余地はありません。 事実、もし2001年中国の精錬銅消費が30万トン近く増大していなかったならば、世界銅産業は現在置かれている状況よりもっと深刻な事態になっているでしょう。 中国は米国に次いで世界第二位の銅消費国であり、2005年末までにこの順位は逆転するでしょう。 精錬銅消費量は1990年以降平均年率11.6％増加しており、2001年は212万5000mtに達しました。