欧州次世代半導体技術研究機開と高輝度緑色LEDデバイスプロセスの共同開発実施

摘要

大陽日酸（桧枝寛祐社長）は、本年9月より、欧州の次世代半導体技術研究機関、IMECと高輝度緑色LEDプロセスの共同開発を行っている。 IMEC　 （lnteruniversitair Micro-Electronica Centrum vzw）はベルギー、ルーペン市に本拠を置く研究機関。 84年にべルギーとフランス政府が発足させたもので、独立した研究開発機構で世界約600社をパートナーにマイクロエレクトロニクス先端研究開発を行っている。 今回、大陽日酸と手掛ける高輝度緑色LEDは、次世代のハイビジョン液晶テレビ用バックライトや白色LED照明に欠かせないデバイス。 赤、青、緑の三原色が揃うことで、白色化が可能となるが、今のところ緑の輝度が低く、緑色の高輝度化が大きな課題となっていた。 大陽目酸の持つMOCVDや様々なガスコントロール技術を応用して、大口径の高輝度緑色LEDデバイス製造プロセスを確立することを目的としている。