産学連携で企業の革新を生み出す

摘要

大学と企業が共同で研究開発や製品開発に取り組 む、いわゆる「産学連携」が注目されている。産学連携 に半世紀前から取り組み、成果を上げているのが関東 学院大学である。 関東学院大学は1946年、前身の工業専門学校機械科 に日本で初めてのめっきの実習工場を学内に設置。さ らに、1964年に世界で初めて車のプラスチック上へ の無電解めっき技術を実用化し、めっき分野での事業 化に成功した。この実習工場を基にした事業は相69 年に学外に移り「関東化成工業株式会社」を設立し、今に引き継がれている。