ペン型インスリン注入器ヒューマペン~Rエルゴの使用経験－ノボペン~RⅢから切り替え時の患者評価を中心として－

摘要

ペン型インスリン注入器は，1988年にノボペン~Rが発売されて以来，さまざまな改良が行われて，インスリン療法の進歩に貢献してきた。 昨今では，UKPDSの成績などから，2型糖尿病でも，糖尿病性合併症の予防のためにインスリン療法による厳格な血糖コントロールを行う症例が増えており，患者のQOLを損なわない簡便なインスリン治療が求められている。