現地からのレポート南九州地区における32ワ号の現状

摘要

昨年秋の特集以来、話題の絶えない327号であるが、南九州（鹿児島、宮崎県）では春子の作業もほとんど終了し、春子を含めた数々の意見が寄せられた。 327号は試験段階から含め、平成18年植菌で5年目の植菌を迎えた。 最も古いほだ木で4年（3才）があり、収量的な数字もほぼ把捉できた。そこで全国でもっとも早く発生の終了する南九州からいち早く327号発生の硯状をまとめてみた。 秋生え品種327号を温暖を九州南部の鹿児島市において、平成14年春、玉切り購入したクヌギ原木に植菌し、3年間にわたって収量および発生時期を観察したので報告する。