過疎地域等において良好な生活環境を実現するための整備支援調査報告書について～過疎地域等における多自然居住地域の創造～

摘要

平成10年3月に閣議決定された「21世紀の国土のグランドデザイン」においては、人々の自由時間の噌 大、価値観やライフスタイルの多様化、情報通信サービスの充実等、最近の社会潮流の変化を踏まえ、中小都市とこれを取り巻く過疎地域等は自然的、文化的な地域資源を有する多自然居住地域として位置付けられ、二十一世紀の新たな生活様式を実現する国土のフロンティアとして期待されている。 そこで主に周辺部過疎地域等に着日して多日然居住地域を創造する方策を検討するため、平成10年度事業として「過疎地域等において良好な生活環境を実現するための整備支援調査」を行い、調査報告書を取りまとめたところである。以下、その概要を報告する。