「ポピュレーション・アプローチ」的な運動が減塩を推進

摘要

いま日本国内に高血圧患者は約4000万人いるといわれる。高血圧は自覚症状力うなく放置されるケースが多い。脳卒中や心筋梗塞といった心疾患の原因にもなりうる。この高血圧を引き起こす主因と考えられているのが食塩の過剰摂取だ。2010年1月に発足した「塩を減らそうプロジェクト」（代表顧問：福岡大学名誉教授、NPO法人日本高血圧協会理事長の荒川規矩男氏）は、高血圧の主因である食埴の摂取量を減らすことの必要性を強くPRしている。現在、賛同企業・団体は12を数え、後援にはNPO法人日本高血圧協会と新潟県が並ぶ。塩プロの活動内包などを参考にしながら、減塩推進に必要なものは何かを見つめていきたい。