全国治水砂防協会静岡県支部の市町等砂防担当職員研修にっいて

摘要

静岡県支部では.会員である全35市町の職員等を対象に,年2回の研修を行っています。例年,梅雨が本格化する前の6月中旬に,土砂災害警戒情報の発表までの流れや土砂災害発生時の対応に重点をおいた研修会を行い,また出水期が終わった11月には砂防関係事業箇所や防災に関する施設等の現場研修を実施しています。6月の研修会は半日単位で実施しており,昨年同様新型コロナ感染対策として,会場の定員を半分にするため,6月10日(金)と16日(木)を3回に分けて開催し, 19市町と県の職員合わせて35名が出席しました。 11月の現場研修にっいては,11月2日(水)に実施する予定で進めていましたが,9月の台風15号にょり静岡県中西部を中心に甚大な被害があり,災害対応を優先させたことから,災害査定等が完了する1月20日(金)に延期して開催しました。当日は,県東部?伊豆を中心に13市町と県の職員の計21名の参加がありました。今回,静岡県の市町等職員研修の取組にっいて紹介する機会に恵まれたことから,実施内容にっいて報告します(図 -1)。