原油輸入量15，795千klサウジのシェア42．2％の高水準

摘要

経済産業省が9月29日発表した8月分の「石油統計速報」によると，8月中に陸揚げ計量された原油輸入量は15，795千旭で，前月比4．3％，前年比0．1％のそれぞれ減少となった。1，600万klを割り込み，8月としては低水準。また，貿易統計速報による8月の原·粗油輸入CIF価格（9桁速報）は49．02ドル／ールバレ，34，159円／klで，ドル建てが前月比0．67ドルの値上がり，円建てが30円の値下がりとなった。8月の通関レートは110．78円／ドルで前月比1．63円の円高。この円高の影響で，ドル建ての値上がりに対して円建てが値下がりしている。