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摘要

富山市科学文化センターは1979年に開設された総合科学館で,自然史展示室,理工展示室,220人収容のプラネタリウムがある。また,富山市郊外の三の熊地内には口径1mの反射望遠鏡をもつ付属天文台がある。 これらの展示のうち,理工展示室は,およそ370m{sup}2の小さな展示室であるが,水の豊かな富山県にちなhで,オープン当初から富山の水にこだわった展示を行っている。 最初の展示は「水の働きとエネルギー変換」というテーマで,北陸の産業県である富山のエネルギー供給源であった水力エネルギーに関する展示や電気工学やエレクトロニクスに関する展示,さらには,太陽熱など自然エネルギーの利用に関する展示を行った。