会社経営に成功する新たなビジネスモデル③：装置屋としての新たなビジネスモデル

摘要

今回は、装置屋としてユニークな経営を実践している佐賀工業の加茂社長を紹介したい。 加茂社長は、昭和46年に学校を卒業してから、装置設計屋として、環境試験装置や理化学機器、半導体設備等の設計·製作に携わってきた。 工場長として製造全般を統括した経歴をあわせ持つ。 平成5年4月に独立して佐賀工業株式会社を設立した。 社名は、加茂社長が佐賀県出身というところからきている。 設立当時は、半導体洗浄装置に始まり、以降、半導体製造装置、産業用特殊装置などの設計·製作を手がけている。 平成13年11月に埼玉県所沢市に工場を移転し、設計·機械加工·板金加工·樹脂加工·組立·立上げまでトータルで受注可能な体制が整い、仕事の幅を広げてきた。