新型ラフテレーンクレーンCREVO 1000 G4／600 G4の紹介

摘要

ラフテレーンクレーンは一つのキャブで走行とクレーンの操作が可能な大型特殊車両である。不整地や比較的軟弱な地盤でも走行ができるほか，狭所進入性にも優れ，都市部の密集地帯やプラント内部などの狭い工事現場でも活躍できる建設機械である。当社は1955年に日本初の油圧式トラッククレーンOC-2型（写真1）を開発，その後1970年に日本初のラフテレーンクレーンTR-150（写真2）を発売した。以降，市場のニーズに合わせ，その機能や性能を向上させながら進化を続けてきた。本稿では2016年より販売しているラフテレーンクレーンCREVO（クレヴォ）G4シリーズの新モデルとして2018年9月に発表したCREVO 1000 G4（写真3）及び同10月に発表したCREVO 600 G4（写真4）について紹介する。