試作受注を拡大－田島軽

摘要

田島軽金属（埼玉県羽生市）は、2018年1月をメドに生産管理システムを一新する。自己資金約2，000万円を投じ、IoT（モノのインターネット）を活用した独自システムに切り替える。主力であるアルミ鋳物の試作受注を国内外で伸ばす狙い。社員がスマートフォンで自社工場や協力会社の稼働状況を即時把握し、営業折衝の場で納期を示すなど、提案力を高める。2020年8月期の試作受注で2017年8月期見込に比べ2.5倍の500件獲得を目指す。日刊工業が伝えた。