2016年度鋳造カレッジ全国4地区で修了式挙行

摘要

日本鋳造協会（JFS）では「技術と経営力を持つ次世代鋳造人材の育成」を図ることを目的に「鋳造カレッジ」を2007年度より継続して毎年度実施している。将来の鋳造業を担う中核人材として2015年度までに鋳鉄コース615人、銅合金コース45人、軽合金コース33人、鋳鋼コース37人の合計731人の「鋳造技士」が誕生し、顧客から信頼されるとともに所属企業で中核人材として活躍している。鋳造カレッジは唯一、鋳造に関する技術、管理を一貫して教育してくれる機関として、毎年受講生を派遣する企業も多く、高く評価されている。2016年度は関東、東海、北陸、中国四国の4地区で鋳鉄コース80名、銅合金コース11人、軽合金コース8人の合計99名が受講し、インターンシップでは病気等で2名の欠席者があったが、このたび下記の通り修了式を迎えて修了証書が授与された。