鹿屋市漁業協同組合

摘要

県内第2位のカンパチ養殖産地。食堂経営、メニュ—提案、見学者の受け入れ、ィべント企画など、青年部を中心に販路開拓に向けたPR活動を積極的に行う。リよりも高級なィメージが持たれているカンパチは、血合い部分の色変わりが遅いとい品特性から量販店で好まれてきた。しかし、生食消費の偏重や、天然プリ類や"夏プリ"との競合、端境期の不明瞭さ、相場の乱高下などから近年は生産量が減少。平成^年度における全国の力ンパチ養殖生産量は3万6328tとなっている(漁業.養殖證産統計、農林水産省)。このうちのs% (1万9336t)を占める鹿児島県は全国1位のカンパチ養殖生産量を誇り、中でも薩摩半島と大隅半島に挟まれ九州南部の拠点港となっている錦江湾(鹿児島湾)は、水温条件が良いことから、Is有数の産地となっている。「鹿屋市漁業協同組合」のある鹿屋市は大隅半島のほぼ中央に位置し、カンパチ生産量では垂水市に続き県内第2位。同漁協では地域特産品のバラをブランド化に活用、バラのエキスを添加したェサを給餌した「かのやカンパチ」を生産している。カンパチは活魚流通も多い魚種だが、同漁協では活メに力を入れており、取り揚げ直後に船上で1尾ずつ延髄に刃を入れていく。出荷は市場流通が中心となっているが、近年、直販ル開拓も進められている。