電気刺激鎮静化システムを用いた サーモンの取り揚げと活メ作業の効率化

摘要

魚類養殖業における取り揚げと活/作業は、製品の 品質を決定する上で重要なポイントである。海外で生 産される養殖サーモンにおいて活/処理は一般的であ り、これに対抗するためには、わが国の養殖魚におい ても活/処理は必須である。わが国の従来の活メ処理 (延髄刺殺、脱血など）では、養殖魚を抑え込hで、 または、棒などで打撃して鎮静化して処理をすること が多いが、これは処理されるまでの間に養殖魚が激動 (激しく暴れること）して、エネルギー物質であるATP (アデノシン三リン酸）を消失あるいは打ち身な どを生じて品質が低下する。