准噶尔盆地を横断する

摘要

8月2日、カザフスタンへと西流する伊犁河支流の特克斯河沿いの街、標高約890 mの(工卂)?留に宿泊した私たちは、その日の最初の目的地である喀拉峻草原を目指して南へと向かった。小さな谷沿いの斜面には石炭紀の砂岩や頁岩が傾斜70度以上に急立する個所が多く見られ、かつての地殻変動の激しさをぅかがぅことができる。いつのまにか丘陵性地形の標高約1900 mの峠を越え、大きく曲流する特克斯河の上流の特克斯の街に出る。