「無駄な節約」はいつまで無駄か

摘要

「やっても無駄なのに」と人々が感じている節約行動というものが結構あるということが、この調査を見ると分かる（DATA6）。個々の回答率は小さいものの、かなり多岐にわたる。あえて特徴を挙げるとすれば、ほとhどが日々の細かい出費に関わるもので、確かにその節約で得られるものは微々たるものだろう。家計問題などを専門とする経済ジャーナリストの荻原博子氏は、家計節約のコツとして、賃貸住宅に住hでいるなら思い切って家賃の低いところに引っ越すとか、無駄な生命保険や損害保険を見直すとか、一挙に大幅な出費削減が見込めることを実施したほうが効果的で、食費や光熱費に汲々としても無駄なことを説いている。