粉末床溶融結合装置

摘要

粉末床溶融結合装置は，付加製造（AM：Additive Manufacturing）装置の一種である。付加製造（AM：Additive Manufacturing）技術は，1980年の小玉秀男氏による特許出願から始まった。AM技術の背景となるコンピュータやCAD·NC工作機械等の発展に伴い，米国では1984年に，日本では1987年に光硬化性樹脂を材料とする光造形（液槽光重合）装置の事業化が開始された。そして，1990年代の前半になると現在市販されている各種のAM技術がほぼ出揃って来る。