産学連携委員会第6回チタン若手交流会報告

摘要

2018年11月1日（木），2日（金）に第6回チタン若手研究者·技術者交流会が開催された。この交流会は2013年から始まり，第1回は新日鉄住金製鋼所（大阪）で開催された。1日のみの開催で，午前中に工場見学，午後に講演会：発表17件，夕方から懇親会を行った。2回目以降も，ほぼこのパターンで開催が続き，第2回，2014年には神戸製鋼高砂工場（午前中工場見学，午後講演会：発表12件，夕方懇親会），第3回，2015年は大同特殊鋼星崎工場見学（午前見学，午後講演会：発表12件，夕方懇親会），第4回，2016年は新日銭住金直江津工場（午前見学，午後講演会：発表12件，夕方懇親会），第5回，2017年は東邦チタニウム若松工場（午前中工場見学，午後講演会：発表9件，夕方懇親会）で開催され，第5回交流会では，初めて前日に新日銭住金ステンレス八幡工場の工場見学が行われた。このように，これまでチタンを製造するメーカーが交代で担当となり，工場見学をさせていただき，交流会を行ってきたが，企業メンバーは工場見学には参加できず，講演会と懇親会のみの参加であった。また，講演会も半日しか時間が取れなかったため，発表時間が短い，十分な議論ができないなど，限られた時間の中でどのようにスケジュールを組むかが常に議論されてきた。