第2部 RFID技術開発トレンド(4)：保守管理·ピッキングへの応用技術,人·物·建物の統合管理に展開も～物流システム·施設エンジニアリングのスタンスで独自提案

摘要

竹中工務店では，従来からエンジニアリング部門（現在は技術ソリューション本部）が中心になり，製造施設や物流センターの建設時に施設内の生産設備や物流設備，さらには各種の情報システムを含めたエンジニアリングを国内外問わず実施してきており，数多くの実績を保有している。 同社はRFIDの活用にも早い時期から取り組hできている。 そのスタンスは，RFIDを活用したシステム設計やシステム商品の開発に取り組むもので，RFIDの供給メーカーやシステムベンダーとはアプローチ，目的に違いがある。 例えば，従来のバーコードをインターフェイスに物と情報を一致させるシステムをバーコードからRFIDに置き替えたら，どhな効果が得られるかをプロジェクト単位で十分評価した上で，効果が確実な領域についてRFIDの活用をしていこうとする活動である。RFIDを活用したシステムの提案時には，最新の技術·製品群から，顧客の業務に最適な技術と製品を組み合わせている。