医療系大学生を対象とした喫煙に関与するライフスタイルの検討及び健康教育後の喫煙に対する意識変容に関する研究

摘要

【目的】健康増進法の施行にともない、たばこの害に関する教育がますます必要となってきているが、若年成人の喫煙率がいまだに高いことが、公衆衛生学的課題となっている。 そこで本研究は、医療系大学生を対象に、3回行われた横断調査に基づき、喫煙に関与する因子を調査し、喫煙に関連する生活習慣及び大学での喫煙に関する教育を施行する時期について検討した。 さらに、1年生を対象に入学時に喫煙の害に関する健康教育を施行し、その前後における喫煙行動に対する意識の変化を調べた。