IoTシステム対応三菱通信ゲー卜ウェイ'温度拡張型IoT GW'

摘要

近くド.センサや監視機器等からのデータ収?,クラウド での蓄積デ一タに从づく分析.制御を行うIoT(Internet of Things)システムの適用事例が增えている。センサや監視機器等を収容するネットワークとクラウドをつなぐ通信ゲートウエイ装置は.デ一タの一次処理やプロトコル変換等の機能を担い，機器を制卸する様々なサービスのための装置として重要な役割を果たしている~(1)。三菱電機は，家庭向けのホームゲートウヱイを始め， HEMS (Home Energy Management System)対応三菱通 信ゲートウェイ,三菱通信ゲー卜ウェイ"smartstar" 等の通信ゲートウヱイ裝置を製品化してきた。これらの技 術を用いて，IoTシステム対応三菱通信ゲー卜ウェイ（以 下“IoT GW"という。）を製品化することにし，3機種のラインアップを計画した。今回，2017年に製品化した標準型IoT GW(以ド“標準型” という。をベースに，無線WAN (Wide Area Network)通 信機能.SD力一ドスロットを搭載しつつ.動作温度上限 を55°Cに拡張し,平置き設置を可能にした温度拡張型IoT GW (以ド“温度拡張という。）を製品ラインアップに加 えた。温度拡張型は.温度上限拡張と平置き設置への対応に よって標準型と比較して25°Cの温度上昇となる。これに 耐え得る放熱構造の設計と，限られた実装スペースへの 無線WAN通信用モジュールの内蔵，SD力一ドに対する フェールセーフ機能の追加を行った。