集落営農組織の統合と経営戦略－6集落営農組合を統合、法人化し地域営農体制を整備－

摘要

今日は私の住hでいる富山県大門町の一部を構成している，旧学校単位の村であるニロ（ふたくち）地区で実践している集落営農の成り立ちとその概要，課題をお話しします。 ニロ地区の農地は，300ha程ありましたが，現在残っているのは180ha程です。 大門町は2005年11月には合併し，県下第3の都市となる約10万人の射水市が誕生します。 42万都市の富山市と17万都市の高岡市の中間にあるという環境から，地域農業を取り巻く環境は大変流動的で，農業が成り立ちにくい地域でした。 その中にあって，地域の農業を維持発展させるにはどうすればいいかと議論して出来たのが集落毎の協業型営農組合でした。