経済政策、漁業問題を担当して

摘要

編集委員のうち私だけは農業について最低限の知識しか持っていないため、予算問題を含む一般経済と水産業の分野を担当している。ヒ〇〇nヮ台の初めの三分の：すなわち七三三号(二〇-二年一一月号)までの期問が民主党政権時代、それ以降現在までの時期が安倍内閣の時期に当たつているので、一般経済に関わる話題はこの一一つの時期で大きく異なっている。すなわち民主党政権時代は、事業仕分けによる公共土木事業の大幅削減、リーマンショック直後の不況下の円高、東日本大震災fl後の緊急対策などが相次いで、前後の時期とは不連続な独特の時期であった。それに対して安倍内閣期は、世界的な景気回復、金融緩和と円安誘導政策が国際的に許容されて輪出が増加し、震災復興需要による労働市場の引き締まり、財政再建を放した法人税引一卜げ、年金資金による株の購入の効果なども加わつて、目先重視の政策が乱発されて内需低迷のまま株価のヒ升が演出された。