国民全体で農業.農村を支える社会を目指して-「地域政策」重視の政策提言を期待する-

摘要

全農林労働組合の機関誌「農村と都市をむすぶ」誌が、通算八〇〇号を数えることとなりました。一九五一年の創刊以来、実に六七年にわたり発行し続けてこられたことに心から敬意を表します。「継続は力なり」といいますが、毎月、その時々の食料、農業の問題を簡潔に的確にまとめ、発信し続けることにはご苦労も多かつたことと思います。当初は全食糧労働組合の機関誌として、途中、個人で刊行する雑誌として、-九七四年からは、現在の形、「農林行政を考える会」が編集に当たるという形で、多様な視点での問題提起をいただいています。