新晴代の設パイ説活用術67: スパイスの適合性を把握する「頻度パターン分析法」（39）

摘要

図1は、オレガノの基本作用プロフィールを示したものである。 　 レーダーチャートでは5段階で示し、中心が1段階で外側が5段階である。 中ほどの点線の部分が3段階で、これよりも外側に示せば、その作用を発揮することを示している。 　 オレガノは、賦香作用が5段階で、矯臭、脱臭作用が4段階で特有の機能を発揮する。 しかし辛味作用は1段階、また着色作用は2段階であるため、機能は期待できないレベルである。 国別料理傾向では、図の下側に東洋料理系と西洋料理系に分けて、ポイントを比較している。 その結果、オレガノは、東洋料理系よりも圧倒的に西洋料理系に適合してい　 る。