熟成のゴルフVIIは今が買いどき

摘要

TCRの刺激的な走りを堪能したのに並行して、ディーゼルとガソリンエンジンを搭載する、2つの標準型ゴルフも試してみた。このうち2.0TDIは2019年10月に追加されたばかりなのでまだ記憶に新しいのだが、1.4TSIは17年にゴルフVIIがフェイスリフトを受けた時に乗って以来の久々の対面だ。ちなみに今回試乗したグレードは共にハイラインマイスター。一応特別仕様車の扱いなのだが、最上級トリムのハイラインにレザーのスポーツパワーシートが与えられ、ナビゲーションのディスカバープロやデジタルメータークラスターなどを標準とする装備充実モデルで、実質これが現在の売れ筋となっているようだ。それはそうと、ご存知のように欧州ではすでに次世代ゴルフVIIIの発売が始まっており、各地へのローカルフィットを進めながら順次販売圏を拡大している。日本導入は年末あたりと言われているが、そうした先の見えた状態でゴルフVIIを今あえて選ぶ必要性があるか？ここでの話題はやはりその辺が中心になってくるだろう。