木村好宏の”耳寄りな話” Vol.161 「フランクフルトモーターショーの結果と将来の課題」

摘要

2019年のIAA（通称フランクフルト国際モーターショー）が9月12 日から10日間の日程を終えて22日に終了した。すでにみなさhも耳にしたかもしれないが、入場者数はおよそ56万人で、2年前（2017年）の81 万人に対して30%の減少である。実は入場数は2015年の93万人から右肩下がりで、今年も危惧されていたのだがこれほど少なくなるとは関係者も予想していなかったようだ。実は、この入場者数の激減には、ショーの開幕以前には予想できなかったタイミングの悪い出来事がいくつかあったのである。