大中華圏の重要性不変 ランクセス、上海投資継続

摘要

ランクセスの銭明誠ァ ジァ·太平洋地区ブレジ デントはこのほど上海市 で経営概況説明会を開い た。新型コロナウイルス の影響について2020 年はグループ全体で50 00万から1億ューロ(約60 億~120億円)の減益 要因になる可能性がある とし「経営の最大リス々 要因の一つだ」と分析。 「他方、グレーターチヤィ ナの重要性は不変だとし て上海市への生産、研究 開発拠点の投資を積極的 に進める姿勢も示した。 同社は毎年春、ダレー ターチャイナ地区の事業 環境に関する記者会見を 上海市で開いてきた。今 年は新型コロナの影響を 考慮して銭総裁の会見の 様子をネット配信した。 銭総裁は中国事業につ いて春節(旧正月)以降、 2月10日に工場、17日以 降はオフィスの操業を順 次再開したとし、「在宅勤 務が多いため、足元の出 勤率は50%程度だ」と紹 介した。