東洋紡、2020年度投資額200億円超～コロナ禍受け計画遅延も

摘要

東洋紡は2020年度の設備投資計画として200億円超を計上する見込み。投資額のうち100 億円を維持更新、20億円を防災関連に充てる。新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大に伴って一部計画の先送りもあり、2019年度投資実績364億円と比べ大幅な減額になる。維持更新等を除く主な案件は、2020年5月より稼働を開始した光学用フィルム「コスモシャインSRF」生産設備3号機（同年秋以降にフル生産）や、帝人から買収したフィルム事業子会社における東洋紡の品目生産に向けた設備改造など。ィンドネシァで2019年度に新設したPET (ポリエチレンテレフタレート）フィルム·蒸着フィルム工場について当期に計上する費用もあるという。