東ソー、四日市の石化原料にブタン使用拡大～「非ナフサ比率」15％に

摘要

東ソーは四日市事業所（三重県四日市市）における石油化学原料として、今年4月以降、ナフサより割安なブタンの使用量を大幅に増やした。 原料の多様化で石化事業の競争力強化を図る。2005年秋から原料に使用しているC5ラフィネート（C5留分からイソプレンを抜いた抽出残油）などと合わせた「非ナフサ原料」の使用比率は2007年度で15％程度（従来5～6、％）に高まる見通しだ。