失败しない産業用ロボット導入の心得 第2回 産業用ロボット導入に失敗する会社が続出!

摘要

前回の記事で、多くの会社で産業用ロボットの導入は進hでいるのに、ロボットが埃を被っているケースが多いこと、その理由として、ハード（ロボットやその周辺機器）は優秀なのに「ソフトの力」が足りないことを述べた。では、なぜソフトの力が必要なのだろうか。ロボットが埃を被ってしまう理由の一つが「工数」の問題である。産業用ロボットの初心者にありがちな考えは、「ロボットは導入さえすれば、働いてくれる」だが、それは大きな誤解である。ロボットを動かすには「ティーチング（教示作業)」という、ティーチングペンダントでロボットを実際に動かしながら、ロボットに動きを覚えさせる作業が必要になる。