世界のプラスチック材料·成形加工技術の最新動向No.2 K2016国際プラスチック·ゴム見本市展示概要と“インダストリー4．0”の取り組み状況(1)

摘要

（5）傘下のボンドラミネーツ社による新複合体成形技術の開発展示1）K2016での展示KURZ社とLanxessのグループ傘下のボンドラミネーツ社は新複合素材の極薄肉シートを使って一回の加工工程で完成品となる装飾ハウジング部品を製造できる成形技術を開発した。その工程は、まず半完成熱可塑性複合材「テペックス ダイナライト（dynalite）」が射出金型内で賦形された後、コア面に汎用樹脂が射出成形され、次にインライ ンで特別に開発されたインモールドー体化工程を使って成形加飾される。トランスファー塗装システムが使用されている。KURZ社とボンドラミネーツ社が開発した新製造工程は、Engelのブース で初めて公開実演された。デモに使用されたのはハウジング部品であった。年間生産能力は400万m~2以上に達している。2015年に開所したボンドラミネーツ開発センターのデモンストレーションセルを写真8に示す。