有機エレクトロニクスを取り巻く現状認識

摘要

日本のエレクトロニクス産業は2000年代に入 り失われた15年を経過した。民エレ、産エレの 給合電機（総合エレキ）8社の売上高の合計値は80 年代、90年代と右肩上がりで成長してきたが、 2000年代以降は2007年の好況による上坂れ効果 はあったものの15年間で横道いである。また、 営業利益率は80年代、90年代と右肩下がりで推 移しており、2000年代以降は総合エレキ8社の合 計値がマイナスとなる決算期もあった（図1）。