原油の響ャかな値上がりは元売には好材料にコスト増もマージン確保で業績は改善へ

摘要

原油価格は値上がり基調で推移している。WTIは64ドル／バーレルで、ドバイ、ブレントは71ドル台で推移している。原油価格は1月以降、小幅な値上がりを続けているが、4月入りで再値上がりしている。そのため、仕切価格は4月の2、3週で3円／リツトルの値上がりとなってきた。コスト増となり、転嫁が問題となるが、比較的容易となっている。在庫評価益も期待できるため、原油価格の値上がりは、元売の業績に好材料となっている。