HC、量販店は123～124円に―周辺SSへの影響が心配－

摘要

ガソリン仕切価格の値下げを受け、HC、量販店では123～124円／リットルまで値下げになってきた。これらの売値がどこまで波及するのか心配されている。都市部では看板価格は135円～6円を維持しているが、130円別れも散見される状況にある。一方、原油価格（WTI）は75ドル台に値上がり、先物、業転市況も値上がりに転じている。出光の仕切価格改定も12日からは前週の据え置きとなるなど、下げ止めとなっており、末端市況も値下がりから維持へと転換することになる。ただ、一旦値下がりすると勢いがつき、下げ止めから値上げへと直ちに反転することは難しいため、微妙な状況となっている。