炭酸ガスの 施用開始時刻が 促成ナスの収量に 及ぼす影響

摘要

福岡県におけるナスは野菜第2位の生産額を誇る重要な品目であり、そのほとhどが促成栽培である。県内の施設では増収を目的とした炭酸ガス発生装置の導入が増加している。発生した炭酸ガスは温風暖房機の送風ダクトを利用してハウス内に拡散させる方式が多く、施用できる時間帯は収穫作業の障害とならない日の出前の6-7時頃となっている。しかし、この時間帯は低日射および低温環境下であるため、炭酸ガスの施用効果が十分に発揮されてない可能性が考えられる。