東北一のスプラウ卜農園が夏イチゴの栽培に挑戦！

摘要

福島県郡山市の中心部から東へ車で^分。森林に囲まれた山道沿いに、何棟も鉄骨ハウスが連なるエリアが現れる。これが「ふるや農園」だ。同社は1982年、東北でいち早くスプラウトの栽培に乗り出した、水耕栽培のパイオニア。震災前は、南東北随一のシェアを誇っていた。ところが、r一 昨年の原発事故以来、スプラウトの売り上げが激減。施設内での水耕栽培で、放射性物質の影響はまつたくないというのに、『福島産』と明記しているだけで、避けられてしまうのです」と社長の降矢敏朗さh(62歳)。震災から2年半が過ぎても、その状況は変わらず。新たな「一手」を投じて、再起を計つている。