寒冷地での新しいイチゴの育苗法

摘要

本県イチゴ生産は「とちおとめ」や「さちのか」を用いた促成栽培が主な作型で、最近では県育成品種の「もういっこ」も注目されている。 各品種とも夜冷短日処理による花芽分化促進処理を行う作型が多く、このほかに暗黒低温処理による促成栽培と、ポット育苗やセル成型苗育苗による普通促成栽培が行われている。 また、中山間地や県北部の平坦地では四季成り性品種を用いた夏秋栽培も行われている。