周年出荷が可能なわい性ダリアギャラリーシリーズ

摘要

ダリアは、メキシコおよびグアテマラを原産とするキク科の半耐寒性植物で多くの育種家によって改良されてきた。 わが国には江戸時代に導入された記録があり、馴染みの深い植物でもある。 通常、春植え球根として取扱い、初夏から秋に開花する。 切り花、花壇植えとして観賞される。 花壇では、夏の高温期を経過して咲くため、草丈が伸びすぎたり、倒伏したりで本来のダリアのよさが見られないことがある。 また鉢植え用品種は大半が実生系で、一二～五月に集中出荷され秋期には皆撫が現状である。 高温期の育苗の難しさが原因と思われる。 ギャラリーシリーズは、鉢植え、花壇用の専用種で、宙から栽培を始め、ダリアの生育条件を満たせば周年出荷はもちろh、開花までの日数が短縮され、目的の時期に花が見られ、ボリュームも加減できる。