三菱ケミ、4－9月期営業益21．7％減～ケミカルズ事業が大幅減益

摘要

三菱ケミカルホールディングスの2016年4－9月期連結営業利益は21．7％減の1，201億円（非経常項目を除いたコア営業利益は11．2％減の1，363億円）、売上高は10．8％減の1兆5，863億円だった。全セグメントのうち最も減益幅が大きかったのはケミカルズ事業。円 高進行による輸出採算悪化のほか、定修規模差等が影響した。なおインドおよび中国のテ レフタル酸事業譲渡に関連した繰延税金資産の計上に伴う税金費用の減少により、当期純 利益（親会社の所有者に帰属する四半期利益）は16．7％増の792億円となった。