日本触媒、4－9月期営業益59.4％増～スプレッド拡大が主要因

摘要

日本触媒の2015年4－9月期連結営業利益は、2014年度後半からの原料価格低下によって売価とのスプレッドが拡大し、前年同期比59.4％増の164億円となった。しかし売上高は売価の低下による基礎化学品減収の影響が大きく、6.8％減の1,671億円だった。経常利益は営業外損益がほぼ前期並みとなったため、50.4％増の182億円、親会社株主に帰属する当期純利益は93.6％増の145億円とそれぞれ増益。2015年度適期業績は、経常利益と当期純利益で過去最高、売上高と営業利益で史上2番目の数字を予想している。