2011年センター別オレフィン需給～昭和電工·大分－生産·消費とも増加／プロピレン消費が4年ぶりに30万t突破－

摘要

昭和電工の大分コンビナートにおける2011年オレフィン生産量はエチレンが65万4，000トンと前年比6万9，000トン増加し、プロピレンは40万9，000トンと4万5，000トン増加した。この増加は2010年に定修を実施した反動に加え、東日本大震災による（設備停止などの）影響をほとんど受けなかったためで、C4留分は24万5，000トンと1万2，000トン増加した。プロピレンの対エチレン生産比率は62．5％と過去2年間で2ポイント程度増加している。