東大が次世代大型帆舟拾で燃料費3割減を確認

摘要

東京大学の次世代型省エネ帆船を研究する産学共同チームはこのほど、2年に及ぶ研究の結果、伸縮可能で巨大な翼帆を搭敬した大型貨物船（ケープサイズパルカー）が風力エネルギーを活用することによって最大3割の燃料を削減できることを確認した。同チームは2009年4月に「ウィンドチャレンジャー計画」と呼ばれるプロジェクトを立ち上げ、縦50メートル、横20メートル、奥行き4メートルのFRP（炭素複合材料）製、もしくはアルミ製の翼帆を9枚搭載することを想定して研究を進めてきた。