地球上のどこからでも操れる！モニタできる：定番無線モジュールXBeeをインターネットにつなぐ②－マイコン搭載XBeeで作るゲートウェイ基板

摘要

XBeeは，屋内見通しの通信距離30m，通信速度250kbpsの無線モジュールです．複数のモジュール間の通信が可能で，簡単にメッシュ状（網目状）ネットワークを構築できます．電波法を気にせずすぐに使え，入手しやすいので，無線モジュールの定番となってきています．前回は，ユーザがプログラムして使えるマイコンを搭載したProgrammable XBeeを紹介しました．今回は，このProgrammable XBeeを使って，XBee群のネットワークをイーサネットにつなぐXBeeゲートウェイ基板を製作します（図1）．Programmable XBeeを使うことで外付けマイコンが不要になり，FRISKのケースに入るような小型な装置を作れます．応用例として，東京電力のサイトから，電力の需要と供給の情報を読み出し．電力不足の状況に応じてXBeeを介して遠隔でLEDを点灯させました．