自然エネルギーの活用にチャレンジ：蛍光灯とパワーLEDの併用で消費電力を削減する大型ソーラ·パネルを使った終夜灯の製作（後編）

摘要

前回（2006年4月号）は，大型のソーラ·パネルを使って，写真10-1のような屋外灯を作りました．今回は，この屋外灯に組み込む制御回路を製作します．日暮れになると，まず蛍光灯を点灯させます．そして人通りの少なくなる22時ごろに，ハイ·パワーLEDランプに切り替えて消費電力を削減します．夜明けになると消対し，ソーラ·パネルからバッテリに充電が始まります．日暮れの検出はソーラ·パネルの出力電圧を利用します．タイマはアナログ回路で作ります．蛍光灯は12Vのバッテリを電源とするインバータ回路で駆動します．また，簡単にするため，ハイ·パワーLEDランプはバラスト抵抗で定電流駆動します．以上の機能をマイコンを使わずに実現してみましょう．